コラム

首や肩の痛みは「スマホ首」が原因だった!②


 

前回、ストレートネックについて詳しくお話ししましたが

今回はストレートネックを招く悪い癖とその対策法について

ご紹介いたします。

 

ストレートネックを招く3つの悪い癖とは

▷悪い癖その1 ~スマホ使用時の姿勢~

スマホや携帯電話を使うとき最も注意が必要です。

うつむいて画面を見ることで頭と首を突き出してしまう姿勢となり、

ストレートネックを助長する一因となるのです。

【対策】

スマホや携帯電話の本体を顔の高さと同じくらいに上げれば、ストレートネックを予防できます。

スマートフォンなどを使用するときは、操作している手のほうの脇の下に

反対の手の握りこぶしを入れてみてください。

こうすると、本体を持ち上げている腕が疲れるのを防げる上に

画面を顔の高さの位置にキープできます。

 

▷悪い癖その2 ~高すぎる枕~

毎晩、高い枕で寝ていませんか?

高い枕で寝ることで、首や肩の筋肉が緊張し、こりや張りを招きます。

【対策】

できるだけ枕の使用をやめて、あおむけで寝てみましょう。

これまでに高い枕を使っていた人なら、

これだけで首こりや痛みがすぐに治ってしまう可能性があります。

ストレートネックの人は、枕がないと違和感や、強い不安感を持つ方も少なくないでしょう。

枕なしに慣れてしまえば、かえって、そのほうが調子がよいと気づくでしょう。

 

▷悪い癖その3 ~カバンの持ち方~

ショルダーバッグや手さげカバンを、いつも同じ側で持っていませんか?

左右どちらか一方への偏った負担が、首や肩のこりを招いてしまいます。

【対策】

一番いい対処法は「リュックサック」を使用すること。

しかし、ファッションに合わない場合もあるでしょう。

その場合は、一方への負担を減らすために、こまめに左右に持ち直すことがお勧めです。

さらに斜めがけするのも良いでしょう。

 

まとめ

スマホは現代の私たちにとって、なくてはならないアイテムとなりつつあります。

ストレートネックになるからと言って、使用をやめることは難しいとおもいます。

大事なのは、スマホと上手に付き合うこと。

また、その場しのぎの痛み取りではなく、ストレートネックを根本から改善するために

「ストレートネックを予防する意識」を持つことがとても大事なのでしょう。

首や肩の不調にお困りの方は、是非今回ご紹介した体操やセルフケアを取り入れて

症状の改善に役立ててみてはいかがでしょうか。