コラム

ヒップアップに必要なことは?①


バストと並んで女子が気になるパーツといえば“お尻”。

ところで最近、自分のお尻を鏡で見たことありますか?

しばらく見ないうちに「垂れてきたかも!?」なんてこと、案外あるみたいです。

今からケアすれば、残念なタレ尻を防げます。

多くの女性たちの憧れである美尻。美尻になるためには、ただお尻の筋肉を鍛えるだけではだめです。

ヒップアップに関係する筋肉について知り、その役割や動きについて熟知する必要があります。

 

美尻になるために必要な筋肉を確認!

美尻になるためには、関係している筋肉を鍛える必要があります。

大殿筋

大殿筋はお尻を大きく覆っている筋肉です。股関節を動かす役割を担っているので、重要な筋肉といえます。

中殿筋

大殿筋の上方と内側に存在するのが中殿筋です。股関節や太ももの一部を動かす役割を担っています。

ハムストリング

ハムストリングは半腱様筋、大腿二頭筋、半膜様筋からなる筋肉です。主に膝を曲げる役割を担います。

お尻と太ももの境目にメリハリをつけたい方は、積極的に鍛えるようにしてください。

腸腰筋

腸腰筋は大腰筋、小腰筋、腸骨筋からなる筋肉で、主に足を上げる役割を担っています。

骨盤にゆがみを抱えている方にとっては、重要な筋肉といえるでしょう。

 

なぜお尻は垂れるのか?

お尻が垂れる原因に姿勢が関係していると言われています。

何もせず加齢に任せていたら、筋力は衰えて脂肪が増え、その重さに重力が逆らえずお尻もタレてきます。

まだ自分は大丈夫なんじゃない~と思うなかれ。放っておいたらタレるばかりです!

姿勢が悪いだけでタレるの? そんなの嫌ですよね、少しでもくい止めたいと思うのが女子。

お尻の主な筋肉に、大臀筋と中臀筋があります。

大臀筋は足を後ろに蹴り上げる真後ろへのアクション、中臀筋は股関節を横に広げる真横のアクションに関わっていて、

どちらも歩いたり階段の上り下りといった日常的な動作に関わっています。

つまり、意外にも歩くだけでも引き締まり、タレ尻を防ぐことができます。

正しい“姿勢”で、普段の動作を一つひとつを丁寧に行うことが大切です。

姿勢が悪いとお尻がタレるワケ

正しい姿勢ができていないと、お尻の筋肉は使われず衰えていくばかりです。

筋力の衰え
正しい姿勢をとるときに使われる、本来あるべきお尻の筋肉が使われないので、筋力は衰えて脂肪が増え、その脂肪の重さでお尻がタレてきます。

体や骨盤のゆがみ
姿勢が悪いと体や骨盤にゆがみが生じて(ねじれるなどして)、お尻のラインが崩れてタレます。左右のお尻の形がちがうこともよくあります。

骨盤が後倒
座ったときの姿勢も大切です。座骨で座れず(お尻のいちばん下にある座骨で座れず、座骨の上部にある仙骨で座りがち)、骨盤が後傾してしまうと(=反り腰になると)タレてしまいます。

骨盤まわりの血流の悪化
姿勢が悪いことで、骨盤まわりの血流が悪くなり冷えて老廃物が溜まることでも脂肪が増えてタレてしまいます。